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zoom RSS 「マイ・バック・ページ」 悔いあるのも人生

<<   作成日時 : 2011/05/29 21:24   >>

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監督 山下敦弘

<あらすじ>
全共闘運動華やかな1969年、週刊誌記者・沢田(妻夫木 聡)は身分を隠して若者の取材をする企画に、釈然としない気持ちを抱えながら取り組んでいた。
その2年後、沢田は先輩記者・中平とともに梅山と名乗る男(松山ケンイチ)に接触、梅山のセクトが武装決起するという情報を得る。沢田は梅山の言葉を疑いながらも、不思議な親近感を覚える。

<感想>
久しぶりの山下敦弘作品ということで期待が大きい反面、「なぜ、今全共闘なのか?」という不安も感じながら観た。しかし、やはり山下敦弘は期待を裏切らなかった。

梅山が自己陶酔型の、口が達者なだけの男だということはいくつかのエピソードで示される。一方、沢田の部屋で「雨を見たかい」を歌う場面や真剣な目(マツケンの演技がいい)を見ていると、「ひょっとしてこの男は本気なのかも」と思わされる。そのため、沢田が親近感を持ち、深入りしてしまう展開も無理がない。

自衛官殺害事件が起き、沢田はそれを擁護するような行動をとる。そして沢田は起訴され、会社を辞めざるを得なくなる。
この作品は、そのことを美化したり、清算したりするのではなく、起きてしまった現実として冷静に描いている。饒舌で説教くさい活動家の演説と対比しているかのようだ。
思い出は美しいことばかりではない。悔いもたくさんある。それは決して消し去ることはできない。悔いを抱えて生きていくのも人生なのだ。

会社を去ることになった沢田に元表紙モデルの倉田眞子(忽那汐里)が言うセリフが良い。
眞子のセリフと言えば、沢田と映画館に行った後のセリフが、ラストシーンの伏線になっていたりで、結構重要な役回りだということが終盤にわかる。ラストの居酒屋のシーンも良い。見事な脚本だと感じる。

ラストシーンは事件から数年後である。偶然入った居酒屋で、沢田はかつて自分が身分を隠し、騙して取材した男と再会する。屈託なく沢田を懐かしむ男に触れ・・・。このシーンに泣かされました。

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『マイ・バック・ページ』
□作品オフィシャルサイト 「マイ・バック・ページ」□監督 山下敦弘 □脚本 向井康介□原作 川本三郎 □キャスト 妻夫木 聡、松山ケンイチ、忽那汐里、中村 蒼、韓 英恵、長塚圭史、あがた森魚、三浦友和■鑑賞日 6月5日(日)■劇場 チネチッタ■cyazの満足度 ★... ...続きを見る
京の昼寝〜♪
2011/08/14 10:27

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