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zoom RSS 「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」 テーマが読み取れず

<<   作成日時 : 2012/03/18 11:40   >>

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監督:フィリダ・ロイド

認知症にかかり、亡き夫の亡霊に煩わされているマーガレット・サッチャーの現在と、政治家を志し、やがて首相になった過去を回想で描く。

<感想>
時代的にはイギリスのサッチャー、アメリカのレーガン、日本の中曽根と保守回帰が進んだ時期。
イギリスは英国病とも呼ばれた景気沈滞があり、アメリカはベトナム敗戦から政治的にはリベラル化が進む一方で経済は沈滞していた。日本は田中元首相がロッキード事件で逮捕され、自民党内の政争が続く、保守政治の混乱期(現在もそうだが)だった。
3人に共通するのは新自由主義であり、サッチャーが国営企業の民営化を行ったように中曽根は3公社の民営化、日航の完全民営化を進めた。

イギリスでは経済以外にもIRA(アイルランド共和国軍)によるテロ、1982年にはフォークランド紛争が起きるなど政治的にも難しい時期であったし、11年にわたる長期政権も失業の増大や人頭税導入の動きが反発を受けて崩壊することになる。

そんな時代をリアルタイムで知っているから、回想シーンを見て納得はするものの、上っ面をなでているだけのようで物足りない。
政治家としてのサッチャーを描くことはこの作品のテーマではないのだろう。

現在の彼女を描くことに重点があるのかも知れないが、見ていて切ないだけで、何も訴えかけてくるものがない。結局、テーマが読み取れないのである。

原題は”The Iron Lady”。その強硬な姿勢を評してソ連が名づけた「鉄の女」というのがタイトル。邦題の「鉄の女の涙」というのは、そういうように読み取って欲しいということなのかも知れないが、何だか的を射てないように感じる。

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『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』
□作品オフィシャルサイト 「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」□監督 フィリダ・ロイド□脚本 アビ・モーガン□キャスト メリル・ストリープ、ジム・ブロードベント、オリヴィア・コールマン、ロジャー・アラム、       スーザン・ブラウン、ニック・ダ... ...続きを見る
京の昼寝〜♪
2012/06/07 08:50

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