「鍵泥棒のメソッド」 配役が見事

監督 内田けんじ

<あらすじ>
35歳にして定職もない、売れない役者の桜井(堺雅人)は自殺にまで失敗してしまう。
その後、出掛けた銭湯で見るからに勝ち組男のコンドウ(香川照之)が彼の目の前でひっくり返り、頭を強打して気を失う。桜井はこっそりロッカーの鍵を取りかえ、彼の荷物をくすねてコンドウになりすます。実はコンドウは殺し屋で桜井は面倒な事件に巻き込まれる。
一方、コンドウは記憶を失くし、持ち物から自分は桜井だと思い込まされる。病院を出たコンドウは、婚活中の雑誌編集長、香苗(広末涼子)と知り合う。

感想
監督の前作「アフタースクール」に比べると物語は簡単。
怠惰な桜井は浪費のあげく事件に巻き込まれてにっちもさっちもいかなくなるが、何事も丁寧に進めるコンドウは記憶を喪失しても次第に仕事をこなせるようになる。恋愛の経験がなく、仕事と同じように結婚も計画通り進めようとする香苗はそんなコンドウにひかれる。物語に破綻はまったくないし、いくつかのどんでん返しも無理がなく、楽しめる。

脚本は監督自身によるもの。あて書きではないと聞いたような記憶があるのだが、どう見てもあて書きだろう。完璧な殺し屋と記憶喪失の男を演じ分ける役は香川照之しか考えられないし、堺雅人はやはりちょっと頼りない男が似合う。広末涼子も適役。

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  • 『鍵泥棒のメソッド』

    Excerpt: □作品オフィシャルサイト 「鍵泥棒のメソッド」□監督・脚本 内田けんじ□キャスト 堺 雅人、香川照之、広末涼子、荒川良々、森口瑤子■鑑賞日 9月22日(土)■劇場 チネチッタ■cyazの満.. Weblog: 京の昼寝~♪ racked: 2013-02-05 08:13